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歴史

2019年5月 1日 (水)

【社会】今日から「令和」が始まります。平和で素晴らしい時代の始まりです!

新しい時代の始まりに立ち会えた喜びを感じます!

令和元年の初日、特別な思いがします。個人的には、子供から大人へと成長した「昭和」、社会人として経験を積み重ねた「平成」、そして人生の仕上げとして世に大きく貢献していく「令和」、そう思うと身が引き締まるとともに厳粛な気持ちになります。

●「令和」では成すべきことを成します!

「平成」の時代は、マーケティングオフィス・ウラベ(MOU)の2大方針として、
*ロジカルシンキングで日本企業の国際競争力をさらに高めること
*ペップトークで日本企業で働く人々をポジティブで元気にしていくこと
を挙げてきました。

しかし、下掲の著書「部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ」が、ベトナムでベトナム語に翻訳されて出版されることが決まり、私の考えも変わってきました。

今後は、“日本”をベースとしながらも、“世界”に目を向けていくことを加えて語ってまいります。もともとアメリカから入ってきたロジカルシンキングやペップトークを、日本でブラッシュアップして逆輸出していくことを念頭に置きます。

いずれにせよ、MOUは「令和」において、大いに世の中に貢献していくことを誓います!

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<お知らせ>

「部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ ~ペップトークで不安を消す、励ます、元気づける~」(日本実業出版社)が、おかげさまで多くの方々に読んで頂いています。ありがとうございます!

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なお、経済発展の著しいベトナムにおいて、ベトナム語に翻訳されて出版されることになりました。(2020年度予定) こちらの動きも、ますます楽しみです!

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2019年4月30日 (火)

【社会】今日で「平成」が終わり、明日から「令和」となります。

これまでの人生で重要なことは、たいてい平成に起こりました!

思えば、平成元年は私が社会人2年目にあたり、この31年間は大人になってからの私の個人史そのものでした。感慨深く、懐かしく振り返りながらも、令和という新たな時代を希望を抱きながら迎えます。

●いろいろな事が今につながり:

世の中では様々な事件・事故・災害がたて続きに起こり、大荒れの時代でもありました。個人的にはコンサルタントとして一本筋は通しながらも、転職や合併による転籍、社内での対立による退社など紆余曲折を経て現在に至っています。

一見、波乱万丈な人生にも思えますが、様々な経験はいまのコンサルティング・研修のコンセプトやコンテンツに活かされています。お客様との密な接し方や、受講生に寄り添い必ず成果を出すという流儀にもつながっています。

そういう意味で、平成という時代に感謝を込めて「ありがとう」と言いながら、ひとつの時代が終わる瞬間を待ちたいと思います。


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2018年8月15日 (水)

【社会】 平成が終わる今だからこそ、戦争の悲惨さを語り続けたい!

過去の世界大戦を彷彿とさせる世界情勢を憂う・・・

昨年の同時期は、アメリカと北朝鮮の対立が話題の中心でしたが、今年は対立軸が複雑化しています。
もしかすると、複雑化した対立軸が表面化しただけなのかも知れません。いずれにせよ、由々しき事態です。

●結局は大国に左右される世界平和か:

冷戦の頃は、アメリカとソ連の対立軸がメインであり、そのパワーバランスも(誤解を恐れず言えば)取りやすかったといえます。

しかし、現在はアメリカ、ロシア、中国の3軸となって複雑化し、その3軸がイランをめぐって駆け引きを行うような状況となっています。

第一次世界大戦は、セルビアの愛国主義者がオーストリアの皇太子を狙撃したところから勃発しましたが、現在は、イランがアメリカに牙をむくところから大事に発展する危険性があります。

日本の役割といえば、唯一の被爆国という背景をもとに調整役として走り回るべきなのでしょうが、現政権はアメリカの顔色をうかがって逆行してばかりいます。
私たち有権者は目先の利益だけではなく、あるべき世界の姿と、あるべき日本の役割をいま一度考え、相応しい政権を生み出すべく権利を行使すべきでしょう。


【例年掲載分】

このような時代だからこそ、73年前のある意味で「原点」に立ち返り、戦争の愚かさと核兵器の悲惨さを見つめ直し、あらためて世界に発信するとともに、次世代に伝えていくべきです。

以下、玉音放送の一部を紐解きながら、平和の意味と日本が発信すべきメッセージについて考えます。(昨年までのコピー部分が多いのですが、毎年思い出そうという主旨をご理解ください。)


加之敵は新に残虐なる爆彈を使用して頻(しきり)に無辜を殺傷し惨害の及ふ所
眞に測るへからさるに至る
而(しか)も尚交戰を継続せむか終に我か民族の滅亡を招來するのみならす
延て人類の文明をも破却すへし


敵は新たに残虐な爆弾を使用して、罪のない人たちを殺傷し、その痛ましい被害は計り知れない。
このまま戦争を続ければ、最後には我が民族が滅亡するだけでなく、人類の文明をも破滅させてしまうだろう。



もちろん、「終戦の詔勅」の第一の目的は国民に対して「終戦(敗戦)」を伝えることですが、英訳されて連合国側にも放送された事実をとらえて、第二の目的は「連合国ひいては世界へのメッセージ」であったと個人的には考えたいのです。

連合国側は「日本がポツダム宣言を受け入れ無条件降伏した」とのみ受け取ったでしょうが、日本は最後の力を振り絞って「核兵器という悪魔を生み出した連合国への抗議と、核戦争を行なってはならないという強い示唆を与えた」と解釈したいのです。


以上、天皇の戦争責任問題も絡んで、異論反論が多々あることも承知しています。しかし、他の分野でも強いメッセージを世界に向けて発することをなかなかしない大人しい日本人としては、このようなメッセージが70年近く前に出されたことを誇りに思うべきですし、これをきっかけに平和のなんたるかを世界に問いかけるキッカケにしても良いのではないでしょうか。


今も厳重に保存されている「終戦の詔書」が録音されたレコード盤: 反核・恒久平和への象徴と考えたい。


【これまでにMOUが考えてきたこと】

このブログの前身である「雑記帳」の頃から、核兵器や戦争については、何度も記事を掲載してきました。
この難しい時代とどのように向き合っていくべきか、私なりの考えや経験談を書いてきましたので、ご興味がございましたら、ぜひご覧ください。

<ココログ>
2018年 8月 9日  核兵器をめぐって、各国の思惑が錯綜していて危険です。
2018年 8月 6日  原爆の日に、長崎で、ペップトーク研修を実施しました!
2017年 8月 9日  核兵器の廃絶に向けて論点が複雑化し、夢が遠のきました。
2017年 8月 6日  核兵器の危機は、すでに記憶から現実に移っています!
2016年 8月15日  今年も玉音放送の内容を振り返り、平和の尊さを噛みしめたい。
2016年 8月 9日  雰囲気に流されず、ゴリ押しに抗うべき時です。
2016年 8月 6日  平和という衣の下から、核兵器という鎧が見えはじめました・・・。
2016年 5月27日  オバマ大統領が広島を訪問、歴史が動き始めます。
2015年 8月 9日  長崎への原爆投下の日・・・無関心、諦め、言いなりは罪です!
2015年 8月 6日  戦後最大の危機的状況である今こそ、考えるべきこと
2016年 8月 9日  日本の被爆について、真剣に考えてくれた外国人がいます。
2014年 8月 6日  核兵器・・・世の中が一歩前進することを願って止みません。
2013年 8月 6日  核兵器・・・以前とは意味合いが異なっています。

<雑記帳>
2012年 8月15日  核兵器廃絶と平和に向けて、日本が発信できるメッセージ
2012年 8月 6日  原子力の平和利用は、核兵器保有と同じ覚悟が必要です
2011年 8月15日  核兵器の恐ろしさを世界に伝えるメッセージ
2011年 8月 6日  原子力をめぐる対立軸は、複雑化しています
2010年 8月15日  遠い道程かも知れないけど・・・考えるべきこと
2010年 8月10日  いきなりで恐縮ですが・・・核兵器廃絶のこと


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2018年8月 6日 (月)

【社会】 原爆の日に、長崎で、ペップトーク研修を実施しています。

特別な日に、長崎で大切なことをお伝えできました!

ペップトークの基本である「相手を承認する」というスタンスは、平和を考える上でも大切なことであると信じています。

●ペップトークは必ず平和を引き寄せる:

戦争が起こる原因は、政治的な対立、宗教的な対立、経済的な格差、産軍複合体による策略など、多岐にわたります。死の商人の暗躍など、戦争を起こしたい人たちも存在します。

19世紀以前の世界であれば、庶民が平和を望んだところで、為政者が戦争を引き起こせば、座して巻き込まれるしかありませんでした。

しかし、現在は民主的な考えが広まり、民主国家が多数を占める世界となっているわけですから、庶民も諦めることなく、平和を実現できる為政者を選ぶよう考えるべきでしょう。

対立を抑えるためには「相手との違いを認めること」「相手を承認すること」というペップトークの基本理念ともなっている考え方を浸透させていくことです。

ペップトークを普及していくことが、そのまま平和の実現につながっていくことを信じて、これからも全国を飛び回りながら頑張ってまいります。

Pepseminar


【これまでにMOUが考えてきたこと】

このブログの前身である「雑記帳」の頃から、核兵器や戦争については、何度も記事を掲載してきました。
この難しい時代とどのように向き合っていくべきか、私なりの考えや経験談を書いてきましたので、ご興味がございましたら、ぜひご覧ください。

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2017年 8月15日  いまこそ戦争の愚かさと核兵器の悲惨さを発信すべき時です!
2017年 8月 9日  核兵器の廃絶に向けて論点が複雑化し、夢が遠のきました。
2017年 8月 6日  核兵器の危機は、すでに記憶から現実に移っています!
2016年 8月15日  今年も玉音放送の内容を振り返り、平和の尊さを噛みしめたい。
2016年 8月 9日  雰囲気に流されず、ゴリ押しに抗うべき時です。
2016年 8月 6日  平和という衣の下から、核兵器という鎧が見えはじめました・・・。
2016年 5月27日  オバマ大統領が広島を訪問、歴史が動き始めます。
2015年 8月 9日  長崎への原爆投下の日・・・無関心、諦め、言いなりは罪です!
2015年 8月 6日  戦後最大の危機的状況である今こそ、考えるべきこと
2016年 8月 9日  日本の被爆について、真剣に考えてくれた外国人がいます。
2014年 8月 6日  核兵器・・・世の中が一歩前進することを願って止みません。
2013年 8月 6日  核兵器・・・以前とは意味合いが異なっています。

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2012年 8月 6日  原子力の平和利用は、核兵器保有と同じ覚悟が必要です
2011年 8月15日  核兵器の恐ろしさを世界に伝えるメッセージ
2011年 8月 6日  原子力をめぐる対立軸は、複雑化しています
2010年 8月15日  遠い道程かも知れないけど・・・考えるべきこと
2010年 8月10日  いきなりで恐縮ですが・・・核兵器廃絶のこと

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2018年6月11日 (月)

【レジャー】 オフィス設立10周年を記念して、香港に行ってきました!

街を取り巻く熱気と、未来へのエネルギーに圧倒されました!

マーケティングオフィス・ウラベは、おかげさまをもちまして6月7日に設立10周年を迎えました。これを記念して、東アジアの金融と物流の拠点である香港に行ってきました。

これまで北京や上海には何度も行きましたが、意外にも香港は初めて・・・その圧倒的なパワーに「やっぱり現地に行ってみないと、本当のことは分からない」と実感しました。

●香港は香港、唯一無二の存在:

20年前、イギリスから中国に返還された香港ではありますが、会う人ごとに「香港は香港、中国とは違う」と口にするのを聞いて、正直驚きました。

実際、中国から香港に入るのに、中国人ですらいまだにパスポートが必要なんですね。他国の人間からすると「何のための返還?」と疑問に思わざるを得ません。

しかし、東アジアというより世界の金融拠点のひとつに香港を育て上げた香港人からすると、香港は唯一無二の存在なのでしょう。
どこを切り取っても絵になる高層ビル群が、そのことを力強く物語っているようです。

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●清濁併せ呑む、すさまじいパワー:

香港島の湾内を遊覧して唖然としました。大金持ちの所有する豪華クルーザーと、陸に住む金のない貧困層が住む小汚い小舟が、ほぼ同じ水路で対峙しているのです。

金持ちはいくらでも金を稼ぐことができるし、貧乏人はどっこい逞しく生きているし・・・この清濁併せ呑む環境というものが、香港を東アジアの金融拠点に押し上げた原動力だと感じました。

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●歴史の重厚さと、未来へのエネルギー:

大英帝国の栄華をうかがい知ることのできるペニンシュラホテルの荘厳な造りや、二階建てのバスや電車など、香港独特の観光要素は枚挙にいとまがありません。

今回、私が最も注目したのは、香港空港から市街地に至るまで目にした“東アジア最大の物流拠点”です。ここまで凄いとは・・・やはり現地でこの目で見ないと分からいことってありますね。

香港の経営資源、すなわちヒト(香港人のエネルギー)・モノ(物流拠点)・カネ(金融拠点)は、未来に向けた繁栄の証だと実感しました。

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●高級レストランから大衆食堂まで、とにかく美味い:

一番上の写真は、1人1万円のコース料理でのチャーハンで、米粒のパラパラ感といい、味のバランスといい、これまで食べてきたチャーハンの中で一番美味しい!と感じました。

真ん中の写真は、普通のレストランのパスタ(中華風?)で、ウニソースとイクラの感触が絶妙で美味!やはり香港は中国と西洋の中間を行っていることが分かります。

一番下の写真は、小汚い大衆食堂の大根もちと中華ちまきで、抜群に美味い!こういうのが普通に出てくるのが本当に嬉しいですね。

今回、一番美味しかったのは、宿泊したシェラトン香港で食べた薬膳っぽい“ゆで卵”でしたが、あまりにも美味しくて撮影するのを忘れましたとさ。

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2017年11月22日 (水)

【マネジメント】 セミナー「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」を開催しました。

私の原点「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」

最近はペップトークに関するセミナーや講演が多いのですが、久々に純度100%のマーケティング・セミナー「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」を、東京商工会議所の北支部の主催で開催しました。

●柔らかアタマで発想全開!

マーケティングのプロセス(考える手順)を、そのまま自社経営に当てはめて考えても、様々なしがらみや過去の失敗体験にとらわれて、良いアイデアがなかなか浮かばなかったり、せっかくのヒントを潰してしまいがちです。

そこで、MOUでは一見マーケティングとは関係ないようなテーマを設けて参加者にミニ演習をしていただき、発想が柔軟になった時点で自社や自分に関することに着手することにします。

●政治の話から健康の話まで・・・

<マーケティングのプロセス>
*環境条件の把握
*自社状況の把握
*ターゲットの設定
*マーケティングの4P
  製品Product
  価格Price
  販路Place
  販促Promotion
*実行計画

このプロセスは、政治の動きを分析したり、自分が健康になるための手段と計画を考えたり・・・ありとあらゆる事を考える“基”なのです。

有効に考えるためには、政党にとって『製品』とは何か、自分は誰(ターゲット)のために健康になるのか、といったように、柔らかアタマでとらえる必要があり、そのコツをセミナーで解説しています。

●薩長同盟は販促企画!

坂本龍馬の人生および業績を考えると、これはもうマーケティングの塊なんですね。さわりだけ書くと、薩摩藩と長州藩は『販路』であり、薩長同盟や大政奉還は『販促企画』なのです。

では、販路に流す『製品』とは、坂本龍馬にとっては何だったのでしょう? そこを考えていくと、坂本龍馬の偉大さと、マーケティングがいかに汎用性のある思考のシステムであるかが同時にご理解いただけるのです。

またの機会に同様のセミナーを企画する予定ですので、ご興味がございましたら、ぜひご参加ください!

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2017年8月15日 (火)

【社会】 いまこそ戦争の愚かさと核兵器の悲惨さを発信すべき時です!

72年前に世界へ向けて発されたメッセージを忘れまじ

冷たい戦争が一応終結し、9.11が発生して以降は、戦争はテロという形で分散して蔓延することとなり、大国はテロリストを一掃するという名目で空爆を繰り返し、地上軍を中東諸国を中心に送り込みました。
その結果、今ではどの国とどの国が戦っているのかが分からないほど情勢が複雑化してしまいました。

ところが、今年は「アメリカ 対 北朝鮮」という対立軸が明確であり、二国のリーダーがまるで子供の喧嘩のような舌鋒によって対立を演出するという嘆かわしい状況となっています。

●座して死を待つ時代ではない:

マスコミやSNSを通して専門家や評論家がさまざまな意見や情報を披露しています。
1)戦争は産軍複合体、死の商人たちが生み出すものであり、なくならない
2)北朝鮮も本当にアメリカと戦争をするほど馬鹿じゃないはず

1)については、知識をひけらかしたいのでしょうが、ではどうするのか・・・したり顔で斜に構えて済ますのではなく、そこまできっちりと考えていただきたいものです。
絶対王政の時代であれば、権力者の横暴に庶民は屈さざるを得ず、座して死を待つことも仕方なかったかも知れません。

裏の世界で魑魅魍魎が跋扈し、戦争をやりたがっている勢力があることも、側面としてはおそらく事実でしょう。しかし、現代は民主主義と人権尊重の時代です。
昔と違って庶民にも『情報』」と『選挙権』という武器がある訳ですから、これをいかに駆使していくか・・・知識人を装うなら、たとえ綺麗事と揶揄されようとも、突き詰めて考えていくべきです。

●暴発が一番おそろしい:

2)については、水面下でアメリカも北朝鮮もつながっているといった、スパイ映画みたいなシナリオを堂々と披露する自称“事情通”もいますが、仮にそれが本当だったとしても、問題はそこではありません。

歴史に詳しい人なら、第一次世界大戦や日中戦争の発端を考えれば分かるでしょう。一発の銃弾が、あれよあれよという間に衝突を拡大し、大きな戦争に突入させてしまったのです。

ちょっとした暴発が、すべての引き鉄になり得ることを忘れてはなりません。誰かが暴発させたがっているのかもしれませんが、誘発させるような事態を座視すること自体が、既に戦争の端緒となりつつあるのです。


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このような時代だからこそ、72年前のある意味で「原点」に立ち返り、戦争の愚かさと核兵器の悲惨さを見つめ直し、あらためて世界に発信するとともに、次世代に伝えていくべきです。

以下、玉音放送の一部を紐解きながら、平和の意味と日本が発信すべきメッセージについて考えます。(昨年までのコピー部分が多いのですが、毎年思い出そうという主旨をご理解ください。)


加之敵は新に残虐なる爆彈を使用して頻(しきり)に無辜を殺傷し惨害の及ふ所
眞に測るへからさるに至る
而(しか)も尚交戰を継続せむか終に我か民族の滅亡を招來するのみならす
延て人類の文明をも破却すへし


敵は新たに残虐な爆弾を使用して、罪のない人たちを殺傷し、その痛ましい被害は計り知れない。
このまま戦争を続ければ、最後には我が民族が滅亡するだけでなく、人類の文明をも破滅させてしまうだろう。



もちろん、「終戦の詔勅」の第一の目的は国民に対して「終戦(敗戦)」を伝えることですが、英訳されて連合国側にも放送された事実をとらえて、第二の目的は「連合国ひいては世界へのメッセージ」であったと個人的には考えたいのです。

連合国側は「日本がポツダム宣言を受け入れ無条件降伏した」とのみ受け取ったでしょうが、日本は最後の力を振り絞って「核兵器という悪魔を生み出した連合国への抗議と、核戦争を行なってはならないという強い示唆を与えた」と解釈したいのです。


以上、天皇の戦争責任問題も絡んで、異論反論が多々あることも承知しています。しかし、他の分野でも強いメッセージを世界に向けて発することをなかなかしない大人しい日本人としては、このようなメッセージが70年近く前に出されたことを誇りに思うべきですし、これをきっかけに平和のなんたるかを世界に問いかけるキッカケにしても良いのではないでしょうか。


今も厳重に保存されている「終戦の詔書」が録音されたレコード盤: 反核・恒久平和への象徴と考えたい。


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2017年 8月 9日  核兵器の廃絶に向けて論点が複雑化し、夢が遠のきました。
2017年 8月 6日  核兵器の危機は、すでに記憶から現実に移っています!
2016年 8月15日  今年も玉音放送の内容を振り返り、平和の尊さを噛みしめたい。
2016年 8月 9日  雰囲気に流されず、ゴリ押しに抗うべき時です。
2016年 8月 6日  平和という衣の下から、核兵器という鎧が見えはじめました・・・。
2016年 5月27日  オバマ大統領が広島を訪問、歴史が動き始めます。
2015年 8月 9日  長崎への原爆投下の日・・・無関心、諦め、言いなりは罪です!
2015年 8月 6日  戦後最大の危機的状況である今こそ、考えるべきこと
2016年 8月 9日  日本の被爆について、真剣に考えてくれた外国人がいます。
2014年 8月 6日  核兵器・・・世の中が一歩前進することを願って止みません。
2013年 8月 6日  核兵器・・・以前とは意味合いが異なっています。

<雑記帳>
2012年 8月15日  核兵器廃絶と平和に向けて、日本が発信できるメッセージ
2012年 8月 6日  原子力の平和利用は、核兵器保有と同じ覚悟が必要です
2011年 8月15日  核兵器の恐ろしさを世界に伝えるメッセージ
2011年 8月 6日  原子力をめぐる対立軸は、複雑化しています
2010年 8月15日  遠い道程かも知れないけど・・・考えるべきこと
2010年 8月10日  いきなりで恐縮ですが・・・核兵器廃絶のこと



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2017年8月12日 (土)

【社会】 人命が何よりも優先して重んじられる社会であるべきです!

あらためて言うまでもありませんが、人命の尊重がすべての基本です。

あの日が今年も巡ってきました。あれから32年・・・バイトをしていたテレビ朝日の報道局で第一報を聞き、身体が震えるのを覚えながら上司に緊急事態を告げに行った日のことは、今でも脳裏に焼き付いています。

あらためて犠牲になられた方々のご冥福と、ご遺族の皆さまの平穏を心よりお祈りいたします。

●リスクマネジメントの目的は、命を守ること:

責任ある立場の人間は、自分が守るべき人々(国民、住民、社員、顧客、生徒、家族・・・等々)の命を大切に考え、リスクマネジメント(危機を減らすこと、または予防すること)の義務があります。

これまで、御巣鷹山の日航機事故を通して、利便性・経済性・安全性の観点から記事を書いてきましたが、最近はそういう言葉では語り切れない危機が様々な形で存在しています。

あまりにも、命が軽い時代に突入している・・・そう考えざるを得ない社会情勢であり、また痛ましい事件・事故が多発しています。

●命の大切さを見直そう:

・アメリカの大統領も北朝鮮の総書記も、いったい人の命を何だと思っているのか
・自動車メーカーは、アクセルとブレーキの踏み間違え事故になぜ本腰で対処しないのか
・過重労働や過酷な研修により、なぜ社員が自殺することになってしまうのか

航空機事故とは直接の関係はないものの、命よりも国家の体面、命よりも企業の利潤や体制などが優先されるといった方向性・・・命が軽んじられる傾向としては、共通した部分が多いのです。

“きれいごと”と言われようと、“机上の空論”と揶揄されようと、やはり「命が何よりも一番大切であること」を、私は所属する次のような団体を通して、講演・セミナーという形で徹底して訴えてまいります。

日本ペップトーク普及協会、プロ講師養成講座 雙志館、東京福岡県人会、東京福中福高同窓会など

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【これまでにMOUが考えてきたこと】

このブログの前身である「雑記帳」の頃から、御巣鷹山の日航機墜落事故について私なりの考えや経験談を書いてきました。ご興味がございましたら、ぜひご覧ください。

<ココログ>
2016年8月12日  あの日から31年、教訓が本当に活かされているのか・・・疑問です。
2015年8月12日  あの日から30年が経過・・・何を学び、何を活かすべきか
2014年8月12日  今年は世界中で墜落事故が多発・・・あの日のことを忘れない。

<雑記帳>
2012年8月12日  御巣鷹山のこと・・・考えるべきことは山積です。
2011年8月12日  御巣鷹山のこと・・・今年は例年と違った感覚かもしれません
2010年8月12日  また、この日が巡ってきました・・・御巣鷹山のこと



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2017年8月 9日 (水)

【社会】 核兵器の廃絶に向けて論点が複雑化し、夢が遠のきました。

唯一の被爆国日本が核兵器禁止条約に反対・・・

今年は、国連で核兵器禁止条約が決議されたものの、唯一の被爆国である日本が反対に回ったということで、後の歴史家が注目するであろう年となりました。

“唯一の被爆国なのに・・・”と感情論で語るのは簡単ですが、その裏にあるものを把握しておかないと、今後の道を見誤ってしまうでしょう。

●核拡散防止条約(1970年発効)による核軍縮:

これまでの国際社会は核拡散防止条約によって、
*核保有国による核軍縮
*非保有国への不拡散
*原子力の平和利用
以上の3つを柱に、核軍縮を進めてきました。あくまでも核兵器は在るものとして、徐々に減らしていこうというスタンスです。罰則はありません。

●核兵器禁止条約:

これまで保有国に任せていたから核軍縮が遅々として進まないということから、非保有国が中心となって、核兵器そのものを禁止しようというスタンスです。罰則はあります。

●時代の流れは・・・:

核保有国同士の争いから、いつの間にか保有国vs非保有国の争いへとステージが変わったように感じます。かくも人類とは争いを好むものなのでしょうか。

いずれにせよ、「核の廃絶」を最終目標とすると、その過程で「軍縮」しながら実現するのか、「禁止」ということで一気に達成するのか・・・お互いがビジョンを持ち寄ってすり合わせるしかありません。

そうです。そのすり合わせをコーディネートすべきなのが、唯一の被爆国である日本なのです。どういう立場の国であっても、納得感を共有しやすいからです。(アメリカの核の傘に守られているとはいえ・・・)

願わくば・・・不平等条約撤廃に動いた陸奥宗光外務大臣のように・・・外交手腕によって、国際舞台でアメリカを手なずけながら、保有国と非保有国の間に立って、メリット・デメリットを洗い出し調整しながら、核廃絶に向けたコーディネートを進めてほしいものです。


【これまでにMOUが考えてきたこと】

このブログの前身である「雑記帳」の頃から、核兵器や戦争については、何度も記事を掲載してきました。
この難しい時代とどのように向き合っていくべきか、私なりの考えや経験談を書いてきましたので、ご興味がございましたら、ぜひご覧ください。

<ココログ>
2017年 8月 6日  核兵器の危機は、すでに記憶から現実に移っています!
2016年 8月15日  今年も玉音放送の内容を振り返り、平和の尊さを噛みしめたい。
2016年 8月 9日  雰囲気に流されず、ゴリ押しに抗うべき時です。
2016年 8月 6日  平和という衣の下から、核兵器という鎧が見えはじめました・・・。
2016年 5月27日  オバマ大統領が広島を訪問、歴史が動き始めます。
2015年 8月 9日  長崎への原爆投下の日・・・無関心、諦め、言いなりは罪です!
2015年 8月 6日  戦後最大の危機的状況である今こそ、考えるべきこと
2016年 8月 9日  日本の被爆について、真剣に考えてくれた外国人がいます。
2014年 8月 6日  核兵器・・・世の中が一歩前進することを願って止みません。
2013年 8月 6日  核兵器・・・以前とは意味合いが異なっています。

<雑記帳>
2012年 8月15日  核兵器廃絶と平和に向けて、日本が発信できるメッセージ
2012年 8月 6日  原子力の平和利用は、核兵器保有と同じ覚悟が必要です
2011年 8月15日  核兵器の恐ろしさを世界に伝えるメッセージ
2011年 8月 6日  原子力をめぐる対立軸は、複雑化しています
2010年 8月15日  遠い道程かも知れないけど・・・考えるべきこと
2010年 8月10日  いきなりで恐縮ですが・・・核兵器廃絶のこと

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ご参考:ホームページ  雑記帳(旧ブログ)のバックナンバー

2017年8月 6日 (日)

【社会】 核兵器の危機は、すでに記憶から現実に移っています!

冷たい戦争が、温度を上げて再生されてしまいました!

いまの世界を見渡してみると、後の歴史家が分析すると『分岐点』と表現するであろう状況にあります。それが良い方向への分岐となるよう、切に願うのみです。

●ミサイルのために地下鉄が止まる現在:

アメリカの大統領は大方の予想を裏切って、民族主義を標榜するトランプ氏に決定し、就任後さまざまな物議をかもす言動をとっています。

また、北朝鮮の金正恩総書記は、就任当初の予想を大幅に上回るレベルで暴走し、アメリカを挑発するかのようにミサイル発射実験を繰り返しています。

ミサイル発射時、東京の地下鉄が念のために止まるといった事態を迎えるに及び、これまでのように平和をあたりまえのように享受できる時代ではなくなってしまったと言えます。

●自分たちで考え、自分たちで止める:

先月の東京都議会選挙において、あまりにも独断専行が目立つ自民党が大敗し、受け皿となった都民ファーストの会が勝利しました。

日本人もやりますなぁ・・・“座して死を待つ”のではなく、“国民の生命と財産を守る”という本来の政治と体制ができあがるよう、まずは選挙という参加できるレベルのことからしっかりと取り組むことが大切です。


【これまでにMOUが考えてきたこと】

このブログの前身である「雑記帳」の頃から、核兵器や戦争については、何度も記事を掲載してきました。
この難しい時代とどのように向き合っていくべきか、私なりの考えや経験談を書いてきましたので、ご興味がございましたら、ぜひご覧ください。

<ココログ>
2016年 8月15日  今年も玉音放送の内容を振り返り、平和の尊さを噛みしめたい。
2016年 8月 9日  雰囲気に流されず、ゴリ押しに抗うべき時です。
2016年 8月 6日  平和という衣の下から、核兵器という鎧が見えはじめました・・・。
2016年 5月27日  オバマ大統領が広島を訪問、歴史が動き始めます。
2015年 8月 9日  長崎への原爆投下の日・・・無関心、諦め、言いなりは罪です!
2015年 8月 6日  戦後最大の危機的状況である今こそ、考えるべきこと
2016年 8月 9日  日本の被爆について、真剣に考えてくれた外国人がいます。
2014年 8月 6日  核兵器・・・世の中が一歩前進することを願って止みません。
2013年 8月 6日  核兵器・・・以前とは意味合いが異なっています。

<雑記帳>
2012年 8月15日  核兵器廃絶と平和に向けて、日本が発信できるメッセージ
2012年 8月 6日  原子力の平和利用は、核兵器保有と同じ覚悟が必要です
2011年 8月15日  核兵器の恐ろしさを世界に伝えるメッセージ
2011年 8月 6日  原子力をめぐる対立軸は、複雑化しています
2010年 8月15日  遠い道程かも知れないけど・・・考えるべきこと
2010年 8月10日  いきなりで恐縮ですが・・・核兵器廃絶のこと

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