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2016年7月 7日 (木)

【マネジメント】 講師に求められる「体得」とは(前編)

今秋、真のプロ講師を養成する目的で「雙志館」を開講することは既にお知らせしました。その「雙志館」のブログにおいて、主席師範の立場で講師に求められる意識やスキルに関する記事を連載しています。

私がどのような志で講師の仕事に取り組み、経験をしてきたかを書いておりますので、こちらのブログにも転記したいと思います。


●「雙志館」での記事 ⇒ 講師注目!「講師たる者、体得せよ」(前編)

私は2014年3月から9月の半年間で23kgのダイエットに成功し、なおかつ現在までの二年近く体型を維持できています。この話を聞いた知人たちが、ひっきりなしに「ポイントを教えて」とやって来るのですが・・・教えたところで、未だ誰も成功していません。

先日もしつこく「教えてもらった通りにやろうと思うけど、細かい点が分からない。どうしたらいい?」とメールしてきた人に「こんなメールを送ってくるヒマがあるなら、即刻ランニングウェアに着替えて、いますぐ5km走って来い!」とキレ気味の返信をしてしまいました。

【Don't learn ! Do ! (習うな、やれ!)】

学びの段階として「習得・修得・体得」いわゆる“三得”があることは既に述べました。習得の段階にいる人は、習ったこと(学んだこと)で満足し、その後に成果を出す可能性は低いです。
やるからには、きちんと修得し(身に付け)、さらには体得して(学んだことを発現して)、成果を出さなければなりません。

ダイエットも、講師の仕事に取り組むのも理屈は同じです。その道の先人に習って、効率よく成果を出そうという考え方は間違いではありません。
問題は、その先です。「修得して体得して必ず成果を出す」という覚悟があるかどうかなのです。世の中、「覚悟があるつもり」の人が多過ぎると私は見ています。

基礎的な知識を習ったら、あとは実行するのです。そこで成果が出なくても、「なぜ出来なかったのか」「今後はどうしたら出来るのか」を真剣に考え、仮説を立てて先人に意見を伺うのです。

【Do の後の質問には答えやすい】

先人にとっても「流行りの糖質制限は効果ありますか?」と聞かれたら「さあ、どうですかねえ」としか答えようがないでしょう。
しかし、「糖質制限しながら走ったら、疲労だけ溜まって痩せないんですけど」と問われたら、「少し炭水化物を取ってから走りましょう。燃焼効率が上がってダイエット効果も上がりますよ。」とアドバイスできます。

「どうしたら受講生の集中力を高められますか?」と聞かれても「さあ、いろいろ考えられますけどねえ」としか答えようがありません。
しかし、「グループ演習でヒマそうにしている受講生に注意したら、逆ギレされました」と Do の内容を聞けば、「ヒマそうな受講生にリーダーの役割を担わせて、簡単な課題を与えて褒めてあげましょう。他の受講生も含めて懸命になりますよ」とアドバイスできます。

では、講師は常日頃どのような心構えで、どのような Do を重ねれば講師としての “体得” に達するのでしょうか。(詳細は、後編に記載します。)

※雙志館のブログ ⇒ 講師道錬成道場 『雙志館』


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ご参考:ホームページ  雑記帳のバックナンバー

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