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2016年7月

2016年7月24日 (日)

【マネジメント】 最後にモノをいうのは「営業力」です!

プロ講師を目指すなら、「営業力」を高めましょう!

すべての分野に共通して言えることですが、大企業であろうと個人事業主であろうと、事業を伸ばして社会に貢献し、顧客が喜び、自社(自分)も潤うために必要なことは「商品力の強化」と「営業力の強化」です。

しかし、性能の良い機器を製造したり、海外からも称賛される質の良いサービスが得意な日本人は、「商品・サービス力の強化」に目が行きがちで、「営業力の強化」を疎かにしがちです。

その結果、「性能さえ良ければ、必ず売れるはず」「商品・サービスには自信があるのに、なぜか売れない」など、とんでもない勘違いの発言を平気でする人を多々見かけます。

●プロ講師は、「営業力」も「講師力」のうち:

研修・セミナーの講師で一生メシを食おうとする人は、商品力(講義力・文筆力)に加え、営業力を高めることに注力していただきたいのです。

それは、仕事を獲得して稼ぎを増やすことになると同時に、その経験がセミナーのネタになったり、自身の講義力を高めることにもつながるからです。

このたび、プロ講師養成講座である 講師道錬成道場『雙志館』 を立ち上げました。ここは、単に講義の仕方や研修資料の作成方法を伝授するだけではなく、営業力すなわち仕事の具体的な獲得の仕方を修得できる場でもあります。

さらには、優秀な成績の方には私共と一緒に大型の研修現場に入っていただいたり、大手研修会社に紹介したり、出版社に企画と一緒に紹介したりと、営業の支援を行う場でもあるのです。

●プロ講師に求められる「営業力」とは:

『雙志館』では、プロ講師に求められる営業力として次の5項目を掲げていますので、ご参照ください。

◎より確度の高い見込み客を発掘する『手法』
◎心に響き契約を勝ち取るプレゼンの『技法』...

◎継続契約に向けて成果を出すための『コツ』
◎信頼を得て新たな紹介を頂くための『心得』
◎自分はこれで生きていくのだという『覚悟』


これらは、主席師範である私が、前職において4年間で売上150倍増を実現した経験や、30年にわたる講師生活から導いた答えと言えます。

ご興味のある方は、詳細について下記のサイト(ブログ)をご覧ください。

※ 『雙志館』 創期指導員養成講座
http://soushikan.blog.jp/archives/4765623.html

※上記講座のセミナー・体験説明会
http://soushikan.blog.jp/archives/4752921.html

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ご参考:ホームページ  雑記帳のバックナンバー

2016年7月22日 (金)

【マネジメント】 ペップトークの中心ノウハウ、「言葉がけ」の改善(後編)

現在、朝日新聞系列の専門家紹介サイトである「マイベストプロ」に、マーケティングオフィス・ウラベの紹介ページが掲載されています。その中でコラムを掲載していますので、ココログにも転載します。

●「マイベストプロ」での記事 ⇒ クロワッサンをネタに・・・心に響く「言葉がけ」とは(後編)

職場において「発想の変換」をうまく利用すると、言葉がけの改善にもつながり、不満を持っている社員を動機づけたり、引っ込み思案の社員の背中をポンと押すことができます。つまり、組織の活性化や社員の教育に役立てることができるのです。

例えば、企画の仕事をしたいと思っているのに、「営業の現場で働かされている」とモチベーションが下がっている社員をよく見かけます。このような社員へ、上司がどのように言葉がけをすると有効であるかを考えてみましょう。


【 “状況”の変換=ボタンを掛け違えているケース】


営業で成果を出せないやつが、企画に行って成果が出せるわけないだろ!

このような言い方をする管理者をよく見かけます。営業の場面(状況)と、企画の場面(状況)を平行移動して変換しているのです。
たしかに一理あるとは思いますが、「自分には企画の才能がある」と思い込んでいる社員にとっては、まったく心に響かないでしょう。もしかすると、本当に企画の才能が隠れているかもしれません。
いずれにせよ、イソップ童話のように「北風が旅人にビュービューと吹き付けている様」を彷彿とさせます。

●管理者→営業でダメなら、企画でもダメ(一事が万事)
●本人  →営業でダメでも、企画ならOKかも(適材適所)

【 “行動”の変換=ゴールが不鮮明なケース】

今は修行の身と思って、まずは営業を一生懸命に頑張れ!

どんな分野でも修行は必要であり、これを拒否する人は成長を見込めないでしょう。ただ、昔のように「修行をするのは当然。だから、今は何も言わずに黙々と励め!」という言葉がけでは、相手のモチベーションアップは望めません。
たしかに「営業活動に打ち込め」という行動そのものは明確ですので、「行動の変換」は成功しているように見えますが、「どのくらいの期間をかけて」「どのくらいの労力をかけて」「その結果、何が得られるか」・・・要は、5W1Hが見えてこないのです。
イソップ童話でいえば、風が止みかけて何となく日が差してきそうだけど、まだコートを脱ぐほどではない、といった中途半端な状況です。

●管理者→修行中は文句を言わずに、とにかくやれ!
●本人  →修行はするけど、した先は本当にいいことあるの?

【 “次元”の変換=ゴール(目指すレベル)・ビジョン(ゴールに到達した時の望ましい姿)の明示】

営業の現場でお客様の声を集めることによって、企画に役立つもの、見えてくるものはあるよ

やはり、お勧めしたいのは「“次元”の変換」で、ややもすると「カッコいい企画の仕事に就くことがゴール」と潜在的に思っている社員に対して、「営業は企画の仕事を効果的に進めるための準備であり、通過点」と気づかせることが大切です。
すなわち、その社員に対して「そもそも、あなたはどうありたいのか」「どんな気持ちで今の仕事を始めたのか」と、あらためてゴールを考えさせ、ビジョン(将来のあるべき姿)を鮮明にする機会にしていただきたいのです。

なぜ、企画の仕事を志したのか・・・カッコいいから? 世の中に新たな価値を生み出したいから?
カッコだけを求めるなら、たとえ企画部に配属されても成果が出せず、夢見ているような人生にはならないでしょう。
新たな価値を生み出したいなら、上っ面の企画アイデアではなく、地に足の着いた“お客様からの声”を活かすというスタンスが“急がば回れ”で効果的でしょう。

●管理者→価値のある仕事、納得できる自分を目ざそうよ!
●本人  →今までカッコよさに目が行き、本当になりたい自分に気づいていなかったかも

もっと高い次元を目指すべき自分(本来目指していた次元を忘れていた自分)に気づかせてくれた相手に対し、おそらく信頼の念や尊敬の念を抱くのではないでしょうか。
また、そうなるような人間関係をつくりを、組織の中で管理職クラスの方々には意識していただきたいのです。

※朝日新聞系列の専門家紹介サイト ⇒ マイベストプロ・占部のページ

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ご参考:ホームページ  雑記帳のバックナンバー

2016年7月20日 (水)

【マネジメント】 ペップトークの中心ノウハウ、「言葉がけ」の改善(前編)

現在、朝日新聞系列の専門家紹介サイトである「マイベストプロ」に、マーケティングオフィス・ウラベの紹介ページが掲載されています。その中でコラムを掲載していますので、ココログにも転載します。

●「マイベストプロ」での記事 ⇒ クロワッサンをネタに・・・心に響く「言葉がけ」とは(前編)

ペップトークは、相手の心に響いてポジティブな発想を引き出し、勇気づけるショートスピーチです。その基本的な考え方のひとつに「ネガティブな状況を、ポジティブに発想変換して捉える」というものがあります。

マネジメントで言えば、「ヒト・モノ・カネ」が足りないというネガティブな状況も、
 ・一人一人の活躍の場面が多い
 ・設備を使わなくても出来る方法を考えればよい
 ・スポンサーを探す機会だ(提携の輪が広がる)
このように考えることで、ポジティブな発想は広がり、組織の発展が望めます。これまでに成功している企業なり個人は、必ずと言ってよいほど、このような発想変換をしながら活躍しています。

【心に響く言葉には「段階」がある】

先日、Facebookに「ホテルの朝食に出たクロワッサンが・・・固い」という不満を書いたところ、私がパン好きであることを知っている知人たちから早速いろいろな書き込みをいただきました。

①それはきっと、フランスパン(バゲット)だったんですよ!

②そういう時は、ミルクに浸して食べたらいいんですよ。

③日頃、美味しいクロワッサンが買えるお店に感謝しましょうね!

皆さんが私の立場だったとしたら、どの言葉が心に響きますか? 私は・・・せっかくコメントを書き込んでいただきながら申し訳ないのですが・・・①②については、何も感じませんでした。
結論を申し上げるなら、③を読んだときに、近所のお店で美味しいパンが買える日頃の有り難い状況をあらためて思い出しながら、けっこう感動してしまいました。すなわち、心に響いたのです。

【 “状況” の変換には無理が生じがち】

①の「それはフランスパン(バゲット)だったんだ」と言われても、納得できる人は少ないでしょう。なぜなら・・・事実、フランスパン(バゲット)ではないからです。

昔からよく「心頭滅却すれば火もまた涼し」などと言われますが、よほど滝にでも打たれて厳しい修行をした人でもない限り、発想変換で状況そのものを変えて思い込むのは至難の業です。

よくダイエットで「食べたつもり」「飲んだつもり」になる手法が紹介されますが、実際には食べたり飲んだりはしておらず状況は変わらないので、おそらく多くの人は挫折してリバウンドしているのではないでしょうか。

【 “行動” の変換は一歩前進】

②の「ミルクに浸したらいいですよ」というアドバイスは、なるほど納得できる部分があります。いわゆる“次善の策”というもので、美味しくないものを多少は美味しく食べられるという一定の成果を導きます。

しかし、そもそも期待していた美味なクロワッサンには程遠いため、満足度は高くはありません。

美味しいと評判の「ギョーザ」を食べようと楽しみに店へ行ったら売り切れていたので、代わりに「春巻き」か「シューマイ」を食べて、とりあえず満足した(ような気になった)というレベルでしょう。

【 “次元” の変換は効果的】

③の「日頃、美味しいクロワッサンが買えるお店に感謝しましょう」という言葉には、正直なところ「えっ、そうきましたか」と思いました。
固いクロワッサンを食べさせられ不満を抱いたことがきっかけで、日頃は柔らかくてサクサクとした食感のクロワッサンが買える店が近所にあるという、感謝すべき状況が浮かび上がった訳ですから、これは素晴らしい発想変換でしょう。

この事例は、イソップ物語の「太陽と北風」に似ていると思いませんか? 旅人のコートを脱がせるのに、北風はビュービューと吹き付け寒い状態は変わらないのに対して、太陽はポカポカと温めて状態(次元)を変えて脱がせることに成功したのです。

不満をもらしている私に対して、無理に現実とは違うものを連想させたり、違う方向へ行動させるのではなく、「感謝」という高い次元を思い出させてくれた知人と、寒さに凍えている旅人に「温かみ」という望ましい次元を与えた太陽とを重ね合わせると、共通点が見えますね。

さて、後編では、こうした発想変換をビジネス・シーンで応用したらどうなるかについて書いていきます。
職場に不満を持っている自分自身にとって、あるいは不満を持っている部下に対して・・・いろいろな場面で参考にしていただけると思います。


※朝日新聞系列の専門家紹介サイト ⇒ マイベストプロ・占部のページ

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2016年7月19日 (火)

【雙志館】 創期指導員養成講座を開講します!

講師を養成するための指導員を養成します!

いよいよ「雙志館」が本格始動します。今回は、プロ講師を養成する講師、いわば講師のなかの講師をまずは養成するための講座をご紹介します。

●セミナー&体験説明会:

「創期指導員養成講座」に先立ち、詳細をご理解いただくための「セミナー&体験説明会」を短時間にて開催します。

最近の研修業界の動向や、継続契約をいただくためのポイントなど、講師の皆さまへのお役立ち情報もあります。

まずは自らの「話す力(講義力)」と「書く力(文書作成力)」を大いに伸ばし、プロ講師養成という社会的意義の大きなプロジェクトの中枢を担いたいという「志」をお持ちの方に、積極的にご参加いただきたいと願っています。

※詳細は右記サイトをご覧ください。⇒ セミナー&体験説明会

●創期指導員養成講座:

得られること(メリット)

①目安として、5年以上継続して契約をいただける顧客企業を10社以上獲得できるだけの
 ・高度な「話す力(講義力)」と「書く力(文筆力)」を体得
 ・継続的な契約につなげるための「成果」を上げるコツを体得
 ・顧客企業からの「信頼」を得るための知識面・意識面の向上

②仕事を創出できる企画・折衝力、いわゆる営業力の向上

③成績優秀な場合、「雙志館」が主催する他の講座において講師担当

④成績優秀な場合、館長・主席師範が関与する研修会社への講師推薦

⑤成績優秀な場合、館長・主席師範による出版社への紹介などの商業出版支援

以上5つのメリットを得ることで、「志」が実現されます。

※詳細は右記サイトをご覧ください。⇒ 創期指導員養成講座

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2016年7月17日 (日)

【マネジメント】 朝日新聞の広告欄に、私の顔写真が載りました。

朝日新聞系列の専門家紹介サイトの広告に注目!

東京にお住まいの方で、朝日新聞を読んでいらっしゃる方は、ぜひ今日(7月17日)の朝刊(5面)をご覧ください。

●マイベストプロの広告:

先月に記載した「マイベストプロ」は、さすが朝日新聞系列だけあって、インターネットと紙媒体の両面から顧客(私たち専門家集団)の宣伝をしてくれます。

もちろん、小売業や飲食業とは異なり、経営コンサルティングや研修講師の仕事は、こうした宣伝だけで売上が増えるわけではありません。

しかし、イメージの向上や信頼度のアップには確実につながりますので、今後もこうした機会を積極的に利用してまいります。

※ココログでの関連記事:
2016年6月3日 朝日新聞系列のビジネスサイトに掲載されました!


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2016年7月14日 (木)

【マネジメント】 5年かけて積み重ねたものは「文化」です!

5年間、同じテーマで研修を繰り返した企業で著しい成果!

よく「石の上にも三年」と言いますが、大きな組織の改善や社員教育において成果を出すには、ある程度の期間が必要です。

実施する前に方針や内容をじっくりと吟味したのであれば、初めのうちは芳しい成果が上がらなくても、何事においても腰を据えて5年以上の期間を目処に取り組みましょう。

●明らかな底上げ:

ある上場企業で、5年連続で「論理的な情報整理~的確な文書作成」の研修講師を拝命していますが、昨日からの受講生の様子を見て明らかにレベルが上がっているのを感じます。

私はすべてのテーマにおいて、研修開始時にいきなり演習を始めます。『いきなり3分間スピーチ』、『いきなりA4版1枚の報告書』、『いきなりマーケティングの4P』など、それらを行うことで受講生のレベルや企業の体制を把握することができます。

今回の文書作成研修では、最初の段階から皆さんが論理的な切り口で、分かりやすく説得力のある記述をされるので、この5年間の成果が確実に現れているのを見て心から嬉しくなりました。

●文化の形成~企業体質の向上:

受講生に話を聞くと、やはり以前に当研修を受講した上司や先輩から教えられたり、真似をしたりして、自然と論理的な文書が書けるようになっているようです。すなわち、研修が一時的な学習ではなく、実践レベルで体得でき、職場で発現できているのです。

とりたてて意識しなくても、文書を書く際、自然と論理的に情報整理し、分かりやすい構成で書いていく・・・ここまでくると、これは5年間で積み重ねられた当社の『文化』と表現して差し支えないでしょう。

また、当研修は単なる“書き方教室”ではなく、「論理的な情報整理」がベースになっているため、営業戦略や企画開発、組織運営など様々な分野で使えるオールマイティーなノウハウが満載なのです。

当社はここのところ業績好調なのですが、その要因の一端に当研修の成果があるのではないかと、個人的には自負しています。

●スピードも大切、熟成はもっと大切:

現代の経営環境は、とかくスピードが求められ重視されます。もちろん、一年単位での決算が必要なのでスピードも大切ですが、上記のように時間をかけて積み重ね、『文化』として熟成させる姿勢は、企業を存続・発展させる上でさらに重要なことなのです。

特に「社員教育」の現場は、早く成果を出させることも必要ですが、同時に長期的なビジョンでの取り組みが求められます。

教育・研修業務を担当される方々は、教育のテーマや外注する研修会社、講師を頻繁に変えるのではなく、最初にじっくりと吟味・選定したら、最低でも5年は継続して取り組まれることをお勧めします。必ず、成果は『文化の熟成』という形で現れます。


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2016年7月13日 (水)

【リストラ・ペップトーク】 第13話: チャンスを自ら獲る

第2部 立志編  第3章 やる時はやる、自分を貫く

第13話: チャンスを自ら獲る

1)積極的なセミナー企画

1980年代も2010年代も、コンサルティングや研修の受注を獲得するための手段はセミナーが主流です。セミナーに多くの聴衆を呼び込むためのテーマを設定することや、魅力的な講師に依頼すること、そして終了後の徹底したフォローがポイントです。

集客手段については、最近はFacebookをはじめとしたSNSなどが台頭していますが、80年代に主流だった封書やFAXによる勧誘文書もまだまだ健在であり、この業界に古くからいる私のようなコンサルタントにとってはメシを食う方法として有り難い限りです。

【一晩で3,000通のDM作成】

私が勤めていたコンサルティング会社もセミナーを積極的に開いていました。入社二年目あたりまでは、私と同僚のA君は、セミナーの案内文書を会計事務所の先生方や中小企業の経営者向けにDMとして大量に送るのが仕事でした。

自分たちで呼び込んだお客様がセミナーを聴いて「よし、このコンサルティング会社と継続的なコンサル契約を結ぼう」ということになれば、営業フィーが入ってくるので給料(年俸)が上がる仕組みになっていました。

したがって、アウトソーシング(外注)業者など存在しない当時、私とA君は一晩!で、次のような膨大な作業をこなしていました。

・文言やデザインを含め、案内文面の作成→3,000通印刷→三つ折り作業
・宛名シールの印刷→封筒3,000通への貼り付け
・案内文面の封筒への封入→入れ口の貼り付け
・翌日、郵便局に持っていき、大量発送用のスタンプ押し

【何事も財産になり得る】

表面だけ読むと、知的労働には思えないでしょう。しかし、経営コンサルタントとしては、いかに仕事につながりそうな送り先をピックアップするか、いかに心を惹きつける文面を作るか、いかに3,000通のDMを効率よく作業して完成させるかなど、大いに工夫のし甲斐があり、将来に向けての勉強になり、かけがえのない人生の財産となりました。

また、こうした力技だけではなく、当社の専務を講師に迎え、横浜の山下公園に停泊している客船「氷川丸」の大広間でのセミナーを企画するなど、いま考えてもお洒落な・・・当時のバブル経済の雰囲気に後押しされたような仕事にも取り組んでいました。

粗削りながらも、いろいろなことにチャレンジできたのは、若い頃の私にとってラッキーでした。『黄金の80年代→円高不況→バブル経済→バブル崩壊』という近代史の怒涛の流れを目の当たりにしながら、若い力で精力的に駆け巡っていたのです。

2.講師としてのデビュー

当社は若手社員(コンサルタントの卵)に積極的に仕事を任せ、自ら道を切り拓いた者は年棒が増え地位も上がる、いわゆる実力主義の仕組みを確立していました。当然、営業だけよりも講演やコンサルティングの仕事を自らやる方が年俸は増えます。

もちろん、ただの若僧が講演をやっても誰も見向きもしないでしょう。やるからには、参加者に価値を見出していただけるだけの何かが必要です。その何かのうち半分は会社が用意してくれました。すなわち、当時は多くの経営者が関心を寄せた「戦略的中期経営計画の策定法および周辺情報」です。

【明日、再現せよ】

あとの半分は、講師の魅力です。今でも感謝しているのは、当時の上司(部長)が「一度受けたセミナーは、翌日には君たちが再現せよ」と命令してきたことです。これを聞いて「ムリ」と思った同僚も多かったようですが、私は素直にチャレンジを始めました。

まずは堺屋太一さんや長谷川慶太郎さんといったビッグネームから当社の先輩コンサルタントに至るまで、いろいろなセミナーを受講し、徹底して研究し尽くしました。とにかく受講したセミナーは、1日あたりレポート用紙10枚以上、びっしりメモを取ると自分に課しました。

「自分だったら、どう話すか」と想定しながら、これだけのメモを取りながら必死に受けたら、たいがいは再現できます。最初は個性や深みは出ないでしょうが、繰り返していくうちに自信が湧いてきて、それなりの形になります。あとは、やるかやらないかの違いです。

Yes, I can !

入社三年目のある日、部長から「明後日の“会計事務所の成功戦略セミナー”、講師を務める予定の課長が本社から来れなくなった。おまえ、アシスタントをやって内容は分かってるよな。やれ!」と言われたとき、「はい、やります!」と条件反射的に答えていました。

この日のために準備をしてきたようなものです。20歳代後半の若僧が、会計事務所の先生方を相手に、成功戦略セミナーの講師を務める・・・普通なら無謀に思える状況です。しかし、ここで「No」と言うようでは、今後お客様を相手にコンサルタントとして「御社はこういう戦略を取るべきです」などと強く言うことは出来ないでしょう。

私は昔から、他人のやることに「ムリ」「やめとけ」と言う人が大嫌いです。なぜなら、大抵のことは“出来る”からです。私は新人の頃に「ムリ」としか思えないようなことに体当たりするしかない状況に追い込まれ、また自分を追い込み、そこを何とか工夫して何とかすることを繰り返してきました。

「出来る」「何とかしよう」と思っている間は、ゲームセットにはなりません。どんな状況にも「Yes, I can !」と信じて立ち向かうと、何とかなるものなのです。今でも、固くそう信じて生きています。


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表紙:リストラ・ペップトーク 表紙

目次:リストラ・ペップトーク 目次



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2016年7月11日 (月)

【マネジメント】 講師は、『技術』を根付かせよ!

今秋開講するプロ講師養成講座「雙志館」のブログを転載します。私がどのような志で講師の仕事に取り組み、経験をしてきたかを書いております。


●「雙志館」での記事 ⇒ 講師注目!「講師の仕事とは、『技術』を根付かせること」

発展途上国へのあるべき支援について考える場合、もちろん資金援助も一時的には必要ですが、それ以上に、その国に『技術』を根付かせて、独り立ちして政治・経済活動を推進できるように導くことが大切であるといわれます。

企業研修の講師についても、同じことが考えられます。研修の場を盛り上げて、一見、満足度の高そうな研修を実施することが使命や目的ではありません。
受講生が企業に戻って、実際に現場で身に付けた『技術』を発現し、お客様や企業にとってプラスになる成果が出ることが大切なのです。

【ソフト面の 『技術』 の時代】

『技術』といえば、家電製品や自動車などの製造物に関する設計技術や製造技術が頭に浮かぶ人が多いでしょう。こうした“ハード面の技術”は、日本経済の根幹を担う重要なものです。

しかし、マネジメントの観点からすると、“ハード面の技術” を運用する “ソフト面の技術” も同様に重要であり、これからの日本は後者のレベルアップを図り、技術を伝承していくことにより、世界の中で重要なポジションを確保していくことになるでしょう。

(1)思考技術
発想の仕方や、思考の展開の仕方そのものが技術なのです。経営戦略を的確に発想し具現化する技術、論理的思考で問題解決(原因分析・解決策案出)に取り組む技術が当てはまります。

(2)表現技術
分かりやすく説得力をもって話す技術、読みやすく理解しやすい文章を書く技術など、自分や自社の意見・方針・状況などを的確に伝達する技術が当てはまります。

(3)体現技術
自然に好ましいマナーで立居振舞いができる技術、緊急の場面で適切な行動ができる技術など、より良いサービスや組織運営に資する技術が当てはまります。

【技術を “体得” させる覚悟】

企業研修講師は、思考・表現・体現技術を受講生に “習得” させるだけでは失格です。“修得” させ、さらに “体得” させて成果に結びつけさせることが使命であると覚悟してください。

研修のテーマによっては、多少のエンターテイメント性や感動の演出があっても構いませんが、それを講師としてのウリにはしないでいただきたいのです。
必要以上の喜怒哀楽は、冷静な思考を鈍らせ、“習得” した段階で満足させてしまう傾向があることに留意してください。

“修得” させ、“体得” に向かわせるには、厳しさや徹底した指導が必要です。最近の感性に訴えて盛り上げるセミナーに慣れた受講生からは、アンケートでマイナス評価を喰らうかもしれません。

それでも構いません。冒頭の事例のように、『技術』を教え込まれる発展途上国の人達も、最初は「なんで、こんな苦労を・・・」と不満に思うらしいのですが、結果として数年後には国が潤い、彼らも笑顔に変わるのです。

企業研修も同じことです。目先の盛り上がりや評価に惑わされてはなりません。『技術』 を “体得” してもらうことで、受講生にとっても企業にとっても必ずプラスの状況が生まれます。
講師は、それを念頭に置き、「何のために研修をするのか。どのように進めるのがベストか。」を、腹をくくって考えながら取り組んでください。

「雙志館」の講師は、自分が取り組む内容が『技術』であること、それを根付かせ伝承していくことが使命であることをぜひ自覚していただきたいのです。そして、『技術』を突き動かしていく原動力となる『志』を高く保持していくための鍛錬を繰り返してください。

※雙志館のブログ ⇒ 講師道錬成道場 『雙志館』

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2016年7月 9日 (土)

【マネジメント】 講師に求められる「体得」とは(後編)

「前編」に引き続き、「雙志館」のブログを転載します。私がどのような志で講師の仕事に取り組み、経験をしてきたかを書いております。


●「雙志館」での記事 ⇒ 講師注目!「講師たる者、体得せよ」(後編)

講師が講師道を究めるため、まずはお客様からの信頼を獲得し、またライバル講師との競争に打ち勝つためには、講師として学ぶべきことを「体得」するよう心がけることから始まります。

今回は、過去に私がどのように「体得」を実践してきたかを体験談として記載します。なかには過激で賛否両論が起こった部分もありますが、少なくとも「そこまでやる“バカ”がいる業界」であることは事実ですし、皆さんもそういう人達を相手にするのだと覚悟しておいた方がよいでしょう。

【翌日には再現せよ】

最初に勤めたコンサルティング会社の上司(部長)には、今でも感謝しています。なぜなら、彼は「受講したセミナーは、翌日には君たちが再現せよ」と命令してきたからです。
そこで、素直な私は、堺屋太一さんや長谷川慶太郎さんのようなビッグネームから自社の先輩コンサルタントに至るまで、受講したセミナーは徹底して研究し尽くしました。

まず、どんなセミナーでも、仮に内容が面白くなかったとしても、一日あたりレポート用紙(A4版)で10枚以上のメモをびっしりと取ることを自分に課しました。
当然、「自分がこの話をする場合、どのように話そうか」と想定しながら、それこそ直ぐにでも再現できる勢いで毎回必死に受講しました。

ですから、入社三年目のある日・・・「明後日の税理士向けの “会計事務所の成功戦略セミナー” 、講師をやるはずの課長が本社から来れなくなった。おまえ、一度アシスタントをやってセミナーの内容は知ってるよな。やれ!」と言われた時も、チャンス到来!と直感し、迷わず「はい、やります!」と答えることができました。

【厳しい状況でトレーニングせよ】

ただ、そうは言っても社会経験の少ない若僧が、経営者から先生と呼ばれる税理士を相手に、しかも「成功戦略」なんて仰々しい内容を話すわけですから、いくら鉄面皮の私でもさすがに緊張してきました。

そこで、私は納得のいく準備をして本番に臨むため・・・夜中に首都高で愛車を走らせながら、フロントガラスの向こう側に聴衆がいることを想定し、本番さながらに何度も何度もスピーチしたのです。
少しでもハンドルを切り間違えると壁に激突するであろう狭い首都高で、これ以上ない緊張感の中でリハーサルをしたことで、私は気力・知力ともに充実したことを覚えています。

本番では、ウソのように落ち着いていました。ここで失敗したところで、命までは取られないわけですから。むしろ、ここで成功したら自分の評価が上がるであろうこと、そしてお客様である税理士の先生方に “時代の移り変わりの中で、いかに戦略が大切か”を知っていただくことを、切に願いながら登壇できたのです。

もちろん、皆さんに真似しろとは絶対に言いません。ただ、厳しい状況でトレーニングすることは、自分を大いに鍛えることにつながります。徹夜でセミナーのリハーサルを何度も繰り返すとか、大勢が集まる場所でいきなり話し始めるとか、方法はいくらでもあります。

【どんな状況でも利用せよ】

そういえば中学生のとき、スピーチコンテストに出ることになった私を、英語の先生がいきなり授業前に他のクラスに連れて行き、「おーい、みんな集まれ。隣のクラスの占部君が何か話したいそうだ。」と突き放したのです。
えっ・・・話すしかないじゃないですか。でも、後から考えると、この方法はトレーニングとしては絶妙に効果が上がります。

社会人の場合、会社に勤めている社内講師であれば、たとえば昼休みに隣の部署に行って突然講義を始めるとよいでしょう。
宴会の席では、必ずしゃしゃり出て乾杯の音頭を長めにとったり、パーティーでの歓談の時間に何か話ができるよう主催者に申し出るなど、自分を鍛える場面作りはいくらでも出来ます。


「雙志館」は、講師道を究めるプロ講師の鍛錬の場であり、学びの場ではありません。すなわち「体得」の場であって、「習得」の場ではないのです。
私は先輩講師として、「体得」のために具体的に動き、自分を鍛えている人への支援に全身全霊をかけて取り組みます。

※雙志館のブログ ⇒ 講師道錬成道場 『雙志館』

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2016年7月 7日 (木)

【マネジメント】 講師に求められる「体得」とは(前編)

今秋、真のプロ講師を養成する目的で「雙志館」を開講することは既にお知らせしました。その「雙志館」のブログにおいて、主席師範の立場で講師に求められる意識やスキルに関する記事を連載しています。

私がどのような志で講師の仕事に取り組み、経験をしてきたかを書いておりますので、こちらのブログにも転記したいと思います。


●「雙志館」での記事 ⇒ 講師注目!「講師たる者、体得せよ」(前編)

私は2014年3月から9月の半年間で23kgのダイエットに成功し、なおかつ現在までの二年近く体型を維持できています。この話を聞いた知人たちが、ひっきりなしに「ポイントを教えて」とやって来るのですが・・・教えたところで、未だ誰も成功していません。

先日もしつこく「教えてもらった通りにやろうと思うけど、細かい点が分からない。どうしたらいい?」とメールしてきた人に「こんなメールを送ってくるヒマがあるなら、即刻ランニングウェアに着替えて、いますぐ5km走って来い!」とキレ気味の返信をしてしまいました。

【Don't learn ! Do ! (習うな、やれ!)】

学びの段階として「習得・修得・体得」いわゆる“三得”があることは既に述べました。習得の段階にいる人は、習ったこと(学んだこと)で満足し、その後に成果を出す可能性は低いです。
やるからには、きちんと修得し(身に付け)、さらには体得して(学んだことを発現して)、成果を出さなければなりません。

ダイエットも、講師の仕事に取り組むのも理屈は同じです。その道の先人に習って、効率よく成果を出そうという考え方は間違いではありません。
問題は、その先です。「修得して体得して必ず成果を出す」という覚悟があるかどうかなのです。世の中、「覚悟があるつもり」の人が多過ぎると私は見ています。

基礎的な知識を習ったら、あとは実行するのです。そこで成果が出なくても、「なぜ出来なかったのか」「今後はどうしたら出来るのか」を真剣に考え、仮説を立てて先人に意見を伺うのです。

【Do の後の質問には答えやすい】

先人にとっても「流行りの糖質制限は効果ありますか?」と聞かれたら「さあ、どうですかねえ」としか答えようがないでしょう。
しかし、「糖質制限しながら走ったら、疲労だけ溜まって痩せないんですけど」と問われたら、「少し炭水化物を取ってから走りましょう。燃焼効率が上がってダイエット効果も上がりますよ。」とアドバイスできます。

「どうしたら受講生の集中力を高められますか?」と聞かれても「さあ、いろいろ考えられますけどねえ」としか答えようがありません。
しかし、「グループ演習でヒマそうにしている受講生に注意したら、逆ギレされました」と Do の内容を聞けば、「ヒマそうな受講生にリーダーの役割を担わせて、簡単な課題を与えて褒めてあげましょう。他の受講生も含めて懸命になりますよ」とアドバイスできます。

では、講師は常日頃どのような心構えで、どのような Do を重ねれば講師としての “体得” に達するのでしょうか。(詳細は、後編に記載します。)

※雙志館のブログ ⇒ 講師道錬成道場 『雙志館』


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ご参考:ホームページ  雑記帳のバックナンバー

2016年7月 3日 (日)

【雙志館】 今秋、志の高い真のプロ講師養成講座を開講します。

講師道を究める、真のプロ講師を養成します!

今秋、これまでの28年に及ぶ講師活動の集大成および未来に向けて本当に世の役に立つ人材を育てるため、講師道錬成道場「雙志館(そうしかん)」を開講します。

●講師としての基本スキルを、あるべき姿勢で:

雙(双)志とは、“話す力” と “書く力” の両面を鍛える強い意志を意味します。お客様にとって本当に価値のある講師となるためには、「話だけが上手い、書くことは得意だ」では済まされません。

したがって、“話す力”としては100名を前に話しても十分に説得力を発揮でき、継続して講師の仕事を発注していただけるレベルになるよう、“書く力”としては商業出版ができる執筆力が身につくよう、徹底して稽古を繰り返します。

また、真のプロ講師としてあるべき姿とは、次の違いを深く理解し、「講師道」を自身の講師活動において具現化することです。

講師業・・・金(生活費)のために働く
講師道・・・志(使命感)のために働く

●創期の運営体制:

まずは立ち上げるにあたって、一人で出来ることではありませんので、実績と実力の双方を兼ね備えた次の3人で集中して運営にあたります。

館 長:   大嶋利佳
主席師範: 占部正尚
師 範:   大嶋友秀

大嶋利佳先生とは6年前にペップトークセミナーで知り合い、最も信頼できる講師として何度かプロジェクトをご一緒してきました。
これまでにビジネス書を40冊以上出版され、空手の黒帯(有段者)という強者ですので、講師としての自分を徹底して鍛えたい方は奮ってご応募ください!

大嶋友秀先生は英語のスピーチコンテストで全国優勝したり、トーストマスターズクラブ(スピーチの上級者の団体)で活躍したりと、コミュニケーション分野の第一人者です。

ご興味をお持ちの方は、まずは雙志館の公式サイトをご覧いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

雙志館公式サイト


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