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2014年3月23日 (日)

【歴史・文化】 「江戸東京たてもの園」の見学は、“本物” に触れる絶好の機会です。

本物が持つ圧倒的な説得力

【江戸東京たてもの園】

机上の空論という言葉があります。MOUではコンサルティング・研修業務において、この机上の空論に陥らないよう常に意識していますが、そのためには、やはり本物に触れて、本質を実感しながら生きていく必要があると考えています。

昨日は福岡県人会の行事で小金井公園を訪れましたが、隣接している「江戸東京たてもの園」を見学して、その思いを一層強くしました。

当園は国内最大級の野外博物館であり、江戸から昭和初期にかけての歴史的・文化的価値のある復元建造物(本物を移築)が30棟、約7ヘクタールの広い敷地に建てられています。

公式サイト 江戸東京たてもの園


【そこで歴史がつくられた】

三井八郎右衛門邸 (写真:左)

三井財閥宗家の大邸宅であり、建物の壮大さもさる事ながら、ひと間ひと間の手の込んだ作りようは、日本建築の粋が集結した感があり圧倒されます。
また、隣接する巨大な蔵が “財閥の蔵!” と自己主張しているようで、これも興味深いものがあります。

なぜ終戦後に財閥が解体されたのか、なぜ現在でも法律でカルテルやコンツェルンなど財閥につながるものが禁止されているのか、説明は頭の中で考えればいくらでもできますが、実際に財閥の本拠地を見て、室内で “オーラ” に触れることで、理屈を超えた部分で実感できます。

高橋是清邸 (写真:右)

2・26事件で暗殺された高橋是清大蔵大臣(暗殺当時)の邸宅です。まさにこの屋敷を青年将校たちが襲撃し、二階の寝室にいた “だるま宰相” と親しまれた偉大な政治家に銃弾を撃ち込み、切りつけて即死させてしまいました。

暴力で物事を解決することの愚かしさはもちろんのこと、なぜ青年将校たちがそこまで追い込まれたのか、日本を戦争に駆り立てた当時の政治的・軍事的な背景が、高橋是清邸の二階には今でも蠢いているように感じます。

銃痕や血の跡はありませんが、ここを訪れて身の引き締まる思いをすることは、今後の日本の行く末を考える上で大切なことだと考えます。




【古き良き時代へのタイムスリップ】

歴史的な建造物群を抜けると、今度は懐かしい庶民の生活が蘇ります。私が子供の頃(昭和40年代)には、福岡にもこのような商店はまだまだ多くありました。
ちなみに、写真左から乾物屋さん、醤油屋さん、荒物屋さんで、このゾーンだけで15棟以上の商店や民家が移築されています。

商店の中も忠実に再現されていて、昔の秤やそろばん、電話器、各種商売道具などが今でも使用できるレベルで展示されています。

今の道具に比べたら性能も低く、使い勝手も悪いけれど、どこか温かみがあって、人間の背丈に応じている気がします。

現代のパソコン、携帯電話は便利なんだけど、逆に人間が使われているような・・・チャップリンがモダンタイムズの中で、機械に支配される人間像を示唆していたような・・・もしかすると人間にとって何か大切なものを失いかけているのではないか、という気持ちが湧いてきます。

それでも現代社会で生き抜いていかなければならない私たちは、たまにはこういう所で昔を思い出し、行く末について深呼吸しながら考えてみるのも悪くはないでしょう。


ご参考: ホームページ  雑記帳のバックナンバー

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