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2013年3月 8日 (金)

【マネジメント】 オリンピック招致活動、PDCAサイクルの視点で見てみると(前編)

先月、ホームページの雑記帳で「レスリングの五輪除外に見る、リスクマネジメントの重要性(前編)」を載せ、その後、ココログに移動して中断しており、そろそろ続きを書こうかなと思っていたところに、今度は良い知らせが飛び込んできました。

●IOC評価委員の東京視察は成功:

2010年のリオ五輪に向けた開催地招致活動が、東京・イスタンブール・マドリードの有力候補地で行われていますが、今週、国際オリンピック連盟(IOC)の評価委員会の一行が、開催地としての適性を審査する目的で東京を訪問しました。

開催地が決定するのは今年9月のIOC総会の場ですから、まだまだ予断を許しませんが、昨夜のリーディー評価委員長の記者会見のコメントを聞く限りでは、非常に東京の熱意を感じ、好印象を抱いてもらったようです。

●日本としては上出来の成功要因:

その主な成功要因とは、私見を含めて下記のとおりです。

日本の強み(経済力や計画性)を具体的に示した

経済界からの協力が得られることを評価委員長は実感したようであり、また視察スケジュール通りに東京の各施設を回ることができたことが、大会運営力の高さとして評価されたようです。

現役のメダリストたちが評価委員一行を歓迎した

やはりオリンピックはアスリートたちの祭典であり、ここで吉田沙保里選手や福原愛選手らが直接出迎えてコミュニケーションをとったことは、評価委員に対して特別な印象を与えたようです。

「人脈戦略」が功を奏した

リーディー委員長はバトミントン界の重鎮でもありますが、ミュンヘンオリンピックでのバドミントン金メダリストであり、委員長の旧友でもある中山紀子さんが空港で出迎えたことは、かなりポイントが高かったでしょう。

王族との面談を実現させた

皇太子殿下が評価委員一行と握手をする場面も報じられました。ヨーロッパの人々(特に地位の高い層)にとって、訪問地での王族との面談は格別の意味を持っており、日本の皇太子と会えたことは、大いに委員たちの自尊心をくすぐったことでしょう。

日本のトップが自分の言葉でプレゼンした

安倍首相や猪瀬都知事は、日本の政治家の中では演説での押し出しが強い方であり、特に欧米の方々の前で東京の良さをPRするという場面においては適任でした。国会や都議会でも、今回の切れ味を見せ続けていただきたいものです。

子供たちが有効に演出してくれた

評価委員一行を子供たちが出迎えるなんて企画はどこの国でも考え付くことですが、日本の子供たちは優秀です。“やらされた感”を見せず、むしろ自分たちで工夫して折り紙のプレゼントを用意するなど、未来を担う自分たちの姿を、自ら上手く表現してくれました。

●押さえるべきところをきちんと押さえた:

このように見てくると、過去の招致活動や、このたびのレスリング競技の五輪除外問題は何だったんだと思ってしまうほど、ポイントを押さえた活動ができています。

これは、組織を運営していく上で重要なポイントである、PDCAサイクルが有効に機能していることを意味しています。この点については、後編で書いていきたいと思います。

オリンピックシンボル

ご参考: ホームページ  雑記帳のバックナンバー

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