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2013年3月12日 (火)

【マネジメント】 オリンピック招致活動、PDCAサイクルの視点で見てみると(後編)

先週、IOC(国際オリンピック連盟)の評価委員が東京を訪れた際の、JOC(日本オリンピック連盟)をはじめ、サポート役の東京都や政府の動きは、PDCAサイクルがきちんと機能した見事なものでした。

●組織運営の基本・PDCAサイクル:

民間企業も行政機関も、組織でうごいているところは、必ず、

計画(Plan)→実施(Do)→評価(Check)→改善(Action)→新たな計画(Plan)

というPDCAサイクルというものを実施する必要があります。もちろん、これは個人の活動にも当てはめることができます。

言うのは簡単ですが、評価(Check)→改善(Action)の部分は抜けやすく、“やりっ放し”の状態を生みがちです。

前回、すなわちロンドンと東京がオリンピック誘致で争った時は、それ以前の大阪や名古屋がなぜ敗れたかの評価(Check)や改善(Action)が行われず、相変わらず「日本はプレゼンが下手だ」「日本はロビー活動が苦手だ」と言われて終わってしまいました。

しかし、今回は過去の失敗点や配慮が足りなかった部分をきちんと捉え、見事に改善して臨み、評価委員たちから高い評価を受けました。
実際に開催地が決定するのは9月ですから予断は許されませんが、この調子を保って招致活動を続ければ、未来は明るいと思います。

●大切なのはスピードとタイミング:

今回、私が特に注目したのは、評価(Check)→改善(Action)の「スピードの速さとタイミングの良さ」です。
これまで日本の大組織は、それが民間であれ公のものであれ、意思決定が遅く、動きも悪いのが定番でしたが、今回は良い意味で“珍しく”速い活動ができました。

象徴的なのは、1ヵ月ほど前に突如として浮上した“レスリング競技の五輪除外”の話題でした。
おそらく、JOC・東京都・政府は、その火が一競技の枠を超えて、東京への五輪招致という本体へ飛び火することを恐れたに違いありません

そこで、おそらく評価委員たちの招待イベントについて、スピーディーにチェックし、改めるところは急きょ改めて、その日を迎えたと思うのです。

それが証拠に、委員たちを旗を振って出迎える子供たちを引率していた校長先生が、テレビのインタビューで「JOCから子供たちを出迎えに派遣するよう要請されたのは、数日前のことです」と、はっきり答えているのです。

【やればできる!】
これについて、JOCは直前になってバタバタと動いたという見方もできますが、私はむしろ「レスリング協会の失敗を見て、スピーディーに評価(Check)→改善(Action)を遂行した」と、プラスに判断したいのです。

日本の大組織も「やればできる!」ということを内外に示すことができたという意味では、今回の招致活動は、オリンピックにとどまることなく、日本の未来にとっても大きな意味をもつと考えます。

130312

ご参考: ホームページ  雑記帳のバックナンバー

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